2017年3月3日 更新

電気料金は工場の場合どのように考えていけばよいのか

一般家庭における節電というのはおそらく様々な方々が知っているところになるでしょうが、工場単位になってしまうといきなり難易度が上昇してしまうと感じるのではないでしょうか。そこで、今回は工場の電気料金についての考え方を解説します。

■工場の電気料金対策について

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電気料金を少しでも安くするための対策はおそらくほとんどの方が実行しているでしょうが、会社の工場となってしまった場合は話が大きく変わってくるのではないでしょうか。家の場合はダイレクトに金額に出てくるので非常にわかりやすいのですが、工場単位となってしまった場合は一般家庭とは金額の幅が違いすぎて、お家での節電も参考にならないと感じてしまうのです。そのことから、「節電しろと言われてやっているけど実感がわかない」とか「意識はしているけどよくわからない」という方々が出てしまいます。

つまり、何よりも大切なことが意識改革となっているのです。「この工場が赤字なので、節電しましょう!」といきなり言われても、何をどうしたらいいのかがさっぱりわかりませんし、どのように節電したらいいのかも曖昧にしかわからないのでふわっとした状態で終わってしまうでしょう。

■工場の電気料金対策で必要なのは意識

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心理学の領域になってしまいますが、工場の電気料金対策で最も重要なのは意識改革となってしまいます。10人くらいの小さな町工場の場合は上の人があらゆるところを見て回ることができるので、工場長の指示をいとも簡単に浸透させることができるでしょうが、100人単位で人がいる工場だとそうはいきません。このくらいの規模になると、金額や消費電力といったものが大きくなりすぎるので、現実感が無くなってしまい、自分たちが行っていることは些細なことであるという認識すらでてしまうことがあるのです。

そのようなことを防ぐためには、意識改革も必要ですし、意識改革がしやすい環境も必要になってきます。「一人ひとりの意識が~」とか「社員の努力が~」と言われても心に響かない方々のために、電力の見える化もしてあげるといいでしょう。ワットモニターを付けることでどれくらいの電気を使っているのかがはっきりわかるので、無駄遣いしているのかどうかも見えてしまいます。見えていないと意識も鈍りますので、会社側の努力も重要なのです。

さらにいってしまえば、先月や前年度との比較を持ち出して、どれだけ悪化したとかどれだけ改善したのかをはっきりと数字で見せてしまうのもいいですし、具体的な目標を定めて計画を練ることでも意識は大きく変わってくるでしょう。

■工場の電気料金を抑えるためには何をするのか

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意識改革と見える化によって社員のやる気を促すことに成功したのなら、具体的に何をしたらいいのかを提示するようにしてください。最もシンプルなのが使っていない部屋の電気は消すことと、エアコンの設定温度を変更することでしょう。ただし、エアコンの設定温度は工場によって簡単にいじれないこともあるので工場の判断を仰いでから行動するようにしてください。特に深い理由がないのなら、節電として冬でも設定温度を下げて、夏でも設定温度を上げるようにしましょう。効率を上げるために扇風機やサーキュレータを使うのもありですが、此れも工場施設によってはNGなので導入できるかどうかは上長判断となるでしょう。

エアコンといった空調機器の設定温度をいじれない環境であったとしても、エアコンをしっかり掃除することで、コストが大幅に削減されることが多々あります。エアコン掃除は工場によって1年に数回程度しかしていないところもあるでしょうが、室外機を洗浄しフィルターを綺麗にするだけでも15%ほどの電気代削減に成功した例もあるので馬鹿にできないのです。また、遮熱塗料を屋根やガラスに塗ることで空調コストを大きく抑えることもできるでしょうし、カーテンをできる限り設置して空調効率を上昇させるのも有効となっております。

あとは、証明をLEDに変更し消費電力を少しでも安くするという方法も有効ですし、この部分を少しでも経費削減したいと胃のなら海外製のものを大量購入するのもいいでしょう。証明を間引くといった方法もちょっとは有効となります。

■費用対効果がどこまででるのか…

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工場の電気料金を下げる方法は本当にいろいろとあるのですが、そのコスト削減のために大きな費用投資が必要になることだってあります。例えばエアコンをすべて一新して性能が向上すれば間違いなく電気料金は低下しますが、エアコン代金が回収できるのかどうかは計算する必要が出てくるでしょう。

それ以外にも設備投資が必要ですが、電子ブレーカーをエレベーターなどに設置して低圧電力の基本料金を下げるのも有効です。他にも、製造設備を一新して省エネを測るのも有効となってきますが、これらの方法は投資金額もかなりの額になるのですぐに実行できるものではないでしょう。

■工場の電気料金についてのまとめ

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電気料金は家庭の場合は努力の結果が見えやすいのですが、工場の場合は規模と単位が違いすぎて実感がわきにくいところがあります。そのためにも最も大切なことが、意識改革となるので、一人一人の社員が「節電を頑張る!」と考えられる環境を整えてあげるといいでしょう。
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