2017年3月10日 更新

電気料金の推移はこれからどうなるのか

生活が苦しいとか私生活に回すお金がないという方が考えるのが節約です。しかし、電気料金が上昇してしまった場合はいくら節約しても対応しきれません。そこで、今回は電気料金の推移についてお伝えします。

■電気料金の推移はどうなるのか

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電気料金は2011年の3月から2014年の8月までの比較で一般家庭では36%も上昇しており、今も上がり続けています。原子力発電が停止したことで急激に上昇しておりましたが、そこの燃料費の大幅な増加が加わることで一気に値段が上昇してしまったと言われているのです。

1985年のオイルショックの時は最も高く1kWhあたり約29円と途方もない数字となっておりました。しかし、2009年には20円90銭にまで値下がりしてそこからは当時は上がらないと言われておりましたが、震災一つで大きくすべてが変わって知ったのです。

二度の石油ショックで12円/kWhが約29円/kWhになるという恐ろしい結果ではありますが、震災のせいで同じようなことが起こってしまい、2015年まではどんどん上昇すると多くの方が心配していました。しかし、電力自由化といった大きな変革によってこれからの電気料金の推移が真っ二つに分かれてしまいました。つまり、電力自由化によって電気料金が下がるという人と、まったく影響がなくただ悪化するという意見の人がいるということです。

■電力自由化で電気料金は下がらないのか

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電気料金が震災の影響で2015年まではずっと上がり続けましたが電力自由化の影響で競争が過熱して料金が低下するという意見が多くなっております。しかし、この意見を真っ向から否定するように「自由化をしたとしても電力の値上げが自由化されるだけで状況は悪化する」と述べる人たちもいるのです。

彼らの意見は様々ですが、アメリカ・ドイツ・イギリス・イタリアといった国々では電力自由化をした結果、長期的に見ると確実に電気料金は上昇しているので、これを無視することはできません。その最大の理由が「政府の承認を得る必要が無くなるので好き勝手できるから」と述べております。価格が自由に設定できるということで価格競争が起きると普通に考えられますが、実際の国々ではひたすら上昇しているので燃料費高騰や再生可能エネルギー発電の負担といったものがあれば問答無用で電気料金は上昇すると考えたほうがいいでしょう。

■電気料金の推移は自由化とは関係ないのか

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電気料金の推移と自由化は密接に関係していると考えられているのですが、一部の専門家の方々は真っ向から否定しており、それでも値上がりすると言っております。その理由が原材料費が高騰すれば自由化されたとしても関係なく値上がりするからというものでした。つまり、自由化によって発生する価格競争よりも燃料費といったもののほうが圧倒的に影響力が大きいということなのではないでしょうか。

実際にこの意見を後押しするかのように燃料費と電気代を比較したものがあります。これらを見比べるとかなりマッチしているので、自由化しているかどうかというよりかはこの燃料費の推移に則って予測したほうが正解する確率は高いのではないでしょうか。

実際の国際原油価格や円の強さによってどれほど輸入するのかが大きく変わってくるところではありますが、国際原油価格が一時期急落したのでその影響をしばらく受けることになるのではないでしょうか。

そう考えると電気料金も最初のうちは横ばいになって安値になることも考えられます。ただし、燃料費が拡大してしまった場合はそれにつられて上昇し、電気料金も挙がってくることでしょう。

■電気料金が上昇するかもと思った人も早まらないで

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結論として、電力自由化によって価格競争やサービス競争が発生したとしても、そこまで価格は減少しないで上昇する可能性すらあるということでした。そうなると、ちょっとでも安いものにすがりたいという気持ちが出てしまうのではないでしょうか。しかし、それはちょっとお待ちください。そのような方々を狙った詐欺行為が行われる可能性があるのです。

実例として、先に海外で電力自由化を取り入れていたところでは、料金を安くする代わりに前払いにして料金を受け取って倒産するとか、契約更新した2年目以降は割高にして解約金も異常に高くするといったどう考えても悪徳に近いやり方をしていた会社があるのです。

これからも電気料金がそこまで低下しない状況が続いたのなら、少しでも安い会社に飛び込みたくなる気持ちはよく分かります。それでも、正しい知識を身に着けていないで契約を結んでしまったら大やけどをする可能性があるので、必ずできる限り情報収集を行ってから会社を決めるようにしてください。

■電気料金の推移について まとめ

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電気料金と推移について推測を交えて考察してまいりましたが、はっきり言って読めないのが実状です。他の国々では電力自由化によって料金がそのまま上昇していったという多くの事例があったので、「電力自由化=これから安くなる」と考えるのは危険でしょう。世界情勢を確認しつつ推移を予測するしかありません。
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