2017年3月9日 更新

給湯器の使い方を見直して省エネに役立てる

給湯器にも種類がありますが、ガス給湯器はガスだけでなく電気代もかかるため省エネには不向きとされています。給湯器の主流はガス給湯器ですが、省エネを考えた場合はどうしたらいいのでしょうか?

■給湯器の使い方を見直して省エネに役立てる

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給湯器というとガス給湯器が多く使われています。便利な反面ガス以外に電気代もかかるため、省エネには遠くなってしまいます。ガス給湯器はガスだけでお湯を沸かすイメージですが、実際には電気も使っています。

ガス給湯器を使う時、スイッチを入れてガスをつけますが、お湯が出るまでにはセンサーを作動させ、バーナーに空気を送るために送風します。点火するためのイグニッションを動かし、火を点けます。さらにセンサーで温度を確認し、温度を一定に保つためにガス制御弁が作動し、お湯の量を制御する装置が作動します。これは全て電気を使うので、お湯が出てくるまでにはガス代よりも電気代の方が多くかかってしまうのです。

ガス給湯器も古いタイプになると、お湯が出てくるまでに時間がかかるため、種火を付けっぱなしにしておく事があります。しかしこの時もお湯を使っていなくても、種火を維持するために待機電力が必要ですから、電気代がかかってしまいます。もちろんガス給湯器も新しくなるほど省エネ効果は高まっていますが、それでも電気とガスの使用量は多くなります。

■給湯器の種類

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ガス給湯器はコンパクトで購入しやすい事から人気があります。取付工事もそれほど時間はかからないから、手軽さという点では使いやすいですが、ガス代と電気代が高くつきます。

灯油給湯器はガス給湯器と同じように価格が安く燃料となる灯油も比較的安い事から、導入しやすさはメリットです。しかし灯油がないと使えないので、常にタンクには灯油が入っている事が条件になります。

電気給湯器は電気料金プランをうまく使えば、電気代の節約ができます。ガス給湯器よりも電気代は安く済みますが、タンクの容量が限られるため無制限でお湯を使う事ができません。

いま注目されているのが、省エネ給湯器です。ガス代や電気代も大幅に節約できますが、初期導入費用が高く、工事が必要なため気軽に導入できません。初期費用はかなりかかりますが、省エネで比較すると、省エネ給湯器が一番優れています。

■省エネ給湯器の仕組み

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お湯を使うという意味では同じ給湯器でも、省エネ給湯器はなぜ大幅な節約ができるのでしょうか?省エネ給湯器にもいくつか種類がありますが、省エネ給湯器は排気熱を再利用する事で、従来よりも熱効率を高くする事ができます。つまり使用するガスや電気の量は少なくなっているのに、今までよりも効率よくお湯をわかせるようになったため、節約しつつ従来通りお湯を使う事ができます。

1回あたりのガスや電気の使用量が少なくなる事で、使う度に節約ができトータルの電気代やガス代も安く済みます。使用するエネルギーを少なくするので、CO2排出量も減りこれが省エネにつながるのです。1回あたりの量はそれほど大きくなくても、何百回、何千回と使っていけば、かなりの差が出てきます。省エネではない給湯器を使い続ける場合、使用量が変わらないから、光熱費も節約できません。省エネ給湯器は地球環境に配慮できるのもメリットです。

■省エネを考えた給湯器でどのくらい節約できる?

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お得と言われても実際にはどのくらいお得になるのでしょうか?いま注目されている最新の省エネ給湯器を例にしてどのくらい節約できるのかを紹介します。

給湯器は冬だけ使うイメージですが、夏でもシャワーを浴びたりお風呂に入ったりしますので、年間を通して使います。冬よりは多少使用量は減りますが、全く使わないわけではありません。省エネ給湯器に変える事で、1回ずつの電気やガスの使用量が変わるので、それが年間になると、だいたい平均で15,000円くらい光熱費が安くなります。ただし省エネ給湯器は初期の導入費用が高いので、気軽にどこの家庭でも導入できるわけではありません。

省エネ給湯器でもガスを使いますが、従来のガス給湯器とは違い、使う時に必要な分だけを瞬時に沸かすので、ガスや電気の使用量は大幅に節約できるのです。初期費用が高いので躊躇してしまいがちですが、ランニングコストとして考えた場合は、断然省エネ給湯器の方がお得です。家庭による違いはありますが、古いタイプのガス給湯器を使い続ける事を考えたら、初期費用をかけても省エネ給湯器に切り替えれば、光熱費の差はかなり違ってきます。

■省エネを考える

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省エネというと電気代やガス代の節約ばかりに目が向いてしまいますが、本来省エネというのは使用するエネルギーを減らし、CO2排出を減らす事を目的としています。省エネ給湯器は省エネになるとわかっていても、初期費用が高くつき工事が必要なため簡単には切り替えられません。しかし省エネを考えた時、地球環境への影響という点では大いに意味がある事ではないでしょうか。
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