2017年3月9日 更新

照明器具を見直す事で省エネにつながる

照明といえば一般家庭はもちろんの事、オフィスや工場などあらゆるところで使われています。明るいうちは照明を使わない事もありますが、窓がない工場やあっても小窓程度しかない倉庫のような場所では、昼間から照明を使います。生活や仕事に欠かせない照明ですが、LEDに変えるだけでもかなり省エネになります。

■省エネのための照明器具とは?

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家や仕事場で使う照明に、今まで主流だった白熱電球からLED照明に変えるだけでかなり省エネになる事がわかっています。これは日本のみならず世界中で行われている取り組みで、日本では2012年で白熱電球の製造販売が終了となり、省エネ効果が高い、電球型蛍光ランプやLEDランプが主流となっています。今まで白熱電球を製造販売していたメーカーも、2012年で製造販売を注意し、生産ラインを電球型蛍光灯やLEDランプへと切り替えています。これは省エネに向けて、経済産業省が打ち出した方針です。

ただし電球型蛍光灯やLEDランプが使用できず、白熱電球しか使用できないケースがあり、この場合は特殊な例となりますが、数を減らしつつ白熱電球の製造販売が認められています。今は家庭用の照明器具を販売している店や売り場でも、蛍光灯や電球を販売しているコーナーには、LEDランプの数も増えてきています。しかしまだ完全LED照明に切り替えているわけではないので、白熱電球を使っている人は在庫がある限り使用できますが、在庫がなくなったらそこで終了となりますので、照明器具やランプを切り替えないといけません。
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■LED照明のメリットとデメリット

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LED照明のメリットは、商品電力を大幅に抑えつつ、明るさは白熱電球の何倍もある事です。電気代が休む済むのもメリットです。LEDライトはライト自体の寿命が長く、何度も電球の交換をしなくていいのもメリットです。ただし電球を買う時に価格の高さがネックになります。白熱電球の場合はメーカーによる違いもありますが、だいたい1個数百円です。しかしLEDライトは、1個数千円します。この価格差に驚き、LEDライトが省エネとわかっていても、価格が安い方を選んでしまうのです。

確かに電球を買いに行き、値段が10倍近く違うと安い方を選びたくなります。しかしLED照明は電球自体の寿命が長いので、滅多なこことでは電球が使えなくなる事がありません。一度購入すればその寿命は10年近くなり、電球交換の手間も省けます。電球を購入する時に白熱電球とLED電球では価格差がありすぎるため、つい安い白熱電球を買ってしまうのも無理ありません。しかし消費する電力にもかなりの差が出るため、同じ時間照明を使う事を考えても、圧倒的にLEDランプの方がお得です。

省エネのために照明器具を見直す場合は、LEDランプの方が購入金額も高くなりますが、ライトの寿命と使用する間の電気代と消費電力を考えるとLED照明の方が断然お得です。

■LED照明と白熱電球の電気代を比較

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省エネを考えるなら白熱電球よりも、LEDの方が断然お得ですが、実際にはどのくらいの違いがあるのでしょうか?その違いを比較してみます。

まず電球の寿命ですが、白熱電球は約1,000時間、電球形蛍光ランプは約6,000時間から10,000時間、LED電球は約40,000時間となります。寿命だけを見てもLEDランプがいかにお得かがわかります。1個あたりの単価は白熱電球の方が高くなりますが、寿命が40倍違うという事は、LEDランプを1回交換するまでに、白熱電球は40回交換する事になります。

白熱電球の価格はワット数にもよりますが、だいたい1個100円台から200円台です。LEDランプもワット数による違いはありますが、だいたい1個1,000円前後です。価格は10倍違いますが、寿命が40倍違うので価格で比較してもLEDランプがどれだけお得かわかります。

省エネで最も注目すべきは、消費電力の違いです。消費電力が違えば電気代も変わってきますので、価格が高いLEDでも電気代で見るとかなり差が出ます。一般的な白熱電球と電形蛍光ランプとLEDランプを比較すると、電形蛍光ランプは白熱電球の4分の1、LEDランプは電形蛍光ランプの4分の3の電力で済みます。これを電気代に換算すると、白熱から電形蛍光ランプに変えると年間約1800円、LEDランプに変えると年間約2,000円も節約できます。明るさも違うので、全体的に見てもLEDランプは省エネ効果が高いです。

■最新の省エネ照明はLEDよりすごい?

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今は白熱電球よりも電形蛍光ランプ、電形蛍光ランプよりもLEDランプが省エネ効果も高く注目されています。しかし今一番お得で省エネ効果が高いと言われているLEDランプよりもさらに上を行く新しい省エネ照明が注目されています。その新しい省エネ照明というのが、CCFLと呼ばれるものです。

LEDとCCFLは寿命と消費電力はほぼ互角ですが、CCFLの方が広範囲に柔らかい光を送る事ができます。白熱電球に慣れているとLEDは少し明るすぎるとか、目に痛いと感じる事がありますが、性能はほぼ同じで柔らかい光を持つのもCCFLの特徴です。一番の注目度はLEDランプでネックになる初期コストの高さを解消した事です。LEDよりもCCFLの方が価格が安いので、導入しやすいのが最大のメリットです。
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