2017年3月3日 更新

深夜の電気料金って結局どうなっているの

電気料金について色々と調べている方々にとっていまいち不透明な部分になっているのが深夜料金です。というのも、「実は安い」という意見や「本当は安くない」という意見があり、相反状態が止まっていません。そこで、今回は真実を探っていきます。

■電気の契約プランを確認するべし

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電気料金が夜は安いか安くないかを議論する前に必ずやらなければいけないものは、契約プランは何にしているかです。この部分が解っていない状態では夜間の料金について語っても意味が非常に薄いのです。

大きく分けると契約プランは「従量電灯」と「時間帯別電灯」というものがあります。そして「従量電灯」の契約をしている人は深夜料金は全く関係ありません。なぜならこのプランは電気が使われた量のみを確認して電気使用量を支払う形になっているので、深夜がお得なのかどうかは一切関与する余地がないのです。逆に深夜が安いかどうかを調べてうまく利用するすべを用意する必要があるのが「時間帯別電灯」で契約している方となっております。しかし、現代日本ではほとんどの方が「従量電灯」で契約しているので、深夜料金といったものを気にする必要が無いというのが実状となっております。

■「時間帯別電灯」で深夜帯は安い?

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「時間帯別電灯」では深夜帯は基本的に安くなるプランが多く用意されており、夜の時間帯をうまく利用することで電気料金を節約できる方もいます。基本的に人間は夜は睡眠で昼は活動というサイクルを繰り返すので、節電とか省エネが叫ばれる現代でも昼の時間帯のほうが消費電力は圧倒的に高いのです。ただし、法律によって電力会社は昼でも夜でも安定的な電力供給をする必要があり、夜は電力供給を絞るといったことができないと言われております。つまり、夜用に発電した電気は捨てているということになるのです。

そのため、この捨てられる電気を少しでも活用してもらうためにも電力会社の方々は深夜の時間帯は電力料金が安くなるプランを用意するようになったのです。破棄する電気を少しでも少なくしたいという考えから出てきているプランではありますが、活動する時間帯がマッチしている人たちはこの「時間帯別電灯」をうまく利用すると確実に安くなるのです。

■実際にこの夜間料金をうまく利用できるのは誰か

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それではより具体的な説明をしましょう。ずばり誰がこのプランを利用するとお得になる科です。この部分を理解していないと逆に損をする可能性があるので自分の生活スタイルをしっかり理解してください。この夜間帯の電気料金が安くなるプランを利用してお得になる方々は「一人暮らしで昼は家に誰もいない」という方や「オール電化で夜に集中的に家電を使う」という方になるでしょう。特に、オール電化住宅の方は電気使用量が普通の家庭よりもかなり大きくなりがちなので、この深夜料金をうまく利用すると確実に安くすることができます。

それ以外にも蓄熱式機器などを使って夜間に電気を溜めることができるように考えて家電を購入している人たちも向いていると言えるかもしれません。夜間蓄熱機器や電気温水器は深夜電力をうまく利用することで効率的に電気料金を落とせます。夜間とは23時~翌日7時といった時間帯で人によっては全く電気を使わないこともあるでしょう。そのような方々の場合は「時間帯別電灯」に切り替えないほうが良いです。

■契約プランによって夜間の電気代は安くなるが…

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実際の契約内容の一例として23時~7時までの深夜帯では1kWhあたり20円78銭ですが、昼間時間と呼ばれる7時〜23時の1kWhあたり32円14銭になっており、1.5倍の料金差がついています。1.5倍というのは誇張では無く他の契約プランでも深夜の時間帯の電気料金は圧倒的に安くなっているところが多いのです。これらの恩恵を受けるためには、一日の作業で時間をずらせるものはこの深夜帯に行うのが一番となります。

つまり、どういうことかというと掃除や洗濯といったものは深夜に行う必要があるということです。そうすることで確実に契約プラン変更でお得になることができます。それは生活スタイルを大きく変更する必要がある方も多いので、向いていない方もたくさんいます。生活スタイルを変えてまで節電することははっきり言ってないのではないでしょうか。

たしかに、契約プランを変更することで1年で1万円以上節約になったという方はいますが、それは生活スタイルが完全に夜型の方々だったということであり、日中に電気を多く使う方々ならプラン変更や電力会社変更で悪化することだってあるのです。つまり、夜間料金を利用してお得になるかどうかは生活スタイルにマッチしているかどうかで大きく変わるので、人によるという結論になるのです。

■電気料金プランの変更は計画的に

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電力自由化によって電気を消費する側も選択肢が非常に増えることになりましたが、変更した結果悪化したというケースも多々あります。そのため、自分たちの生活スタイルをしっかりと理解して、本当に得かどうかの取捨選択ができるようになってください。
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