2017年3月31日 更新

〈暖房器具〉どれとどれを組み合わせるのが効果的?

暖房器具にはそれぞれ特性があります。 こたつだけでは、出ると寒くなってしまったり、オイルヒーターだと温まるまで時間がかかってしまったり。 そんなときに効率よく、効果的に部屋を暖めてさらに節電につながることもあるんです。

暖房器具にはそれぞれ特性があります。

こたつだけでは、出ると寒くなってしまったり、オイルヒーターだと温まるまで時間がかかってしまったり。

そんなときに効率よく、効果的に部屋を暖めてさらに節電につながることもあるんです。

まずは暖房器具の特性をご紹介します。

全体を暖める?一箇所を暖める?暖房器具の特性を知る。

リビングで家族と過ごす時などは、部屋全体を暖めるタイプのエアコンなどの暖房器具が必要となってきます。特に、広いリビングであれば同じ部屋にいても、お父さんはソファーに座ったり、お母さんはダイニングテーブルに座っていたりと、家族がいる場所も様々である場合があります。部屋全体を暖めるタイプの暖房器具があると基本的にどこにいても暖かいので便利です。一人暮らしのワンルームタイプの家も、同じように部屋全体を暖める暖房器具が便利な場合が多いです。部屋の1カ所にあまりじっとしてない、ちょこちょこ動くという人にも向いています。逆に、部屋が狭い場合や一箇所からあまり動かないという人などは、電気ストーブなどでも十分である場合が多いです。
暖房を効率よく使うには、「暖房効果エリア」がポイントです。
たくさんの暖房器具がありますが、実はそれぞれに得意なエリアという
ものが存在しています。それを知り、上手に組み合わせることでムダを
省き、効率よくカラダを暖めることができるのです。
暖房器具は「部屋全体を暖めるもの」と「部屋や身体の一部を暖めるもの」に大きく二種類に分けられます。

エアコンやファンヒーターなどは部屋全体を暖めるもの。主暖房として使うもので、ワンルームのような一人暮らし向けの部屋であれば、いずれかひとつあれば、足りることが多いです。ただし、部屋の広さや造り、地域や個人差によって、スポット的な暖房器具を併用すると、より効果的です。

また、電気ストーブやこたつなどは部屋や身体の一部を暖めるもの。 いずれも照射されている方向や、触れている部分を中心に温度が上がり、部屋全体は暖まらないため、「主暖房と併用して使いたい」「寝る前までの短時間だけ使いたい」「主暖房が行き届かないところに使いたい」といった補助的なもの、スポット的なものとして使われることが多いです。

部屋全体を暖めるタイプは?

部屋全体を暖める暖房器具にはエアコン以外にもヒーターがありますが、そのヒーターには様々な種類があります。温風で暖めるファンヒーターにも、セラミックファンヒーターや石油ファンヒーター、ガスファンヒーターなどがあります。セラミックファンヒーターはエアコンと似ていて、電気で温風を送り部屋を暖めることができます。エアコンの方がパワーがありますが、エアコンと比べて設置の際の手間がかからないというメリットがあります。ガスファンヒーターは立ち上がりが早く、少しでも早く暖まりたいという時に向いている方法です。

部屋を全体的に暖めるまでの時間はかかりますが、アレルギー体質でホコリが舞っていたりするとくしゃみが出てしまうというタイプの人には、風の出ないオイルヒーターやパネルヒーターも人気があります。
暖房器具 組み合わせ - Google 検索 (11805)

(1)温風で暖めるタイプ(対流式)
空気の対流を起こして部屋を暖める「強制対流」の暖房器具です。早く温まりますが、体に風があたるなど不快感があるのがデメリットです。
ファンヒーター
温風で暖めるタイプ。立ち上がりが早いので、寒さをすぐに緩和させたい時に向く。小型なものが多く扱いやすい。部屋全体からスポットタイプまで幅広く対応可能。
(2)赤外線でじんわり暖めるタイプ(輻射式)
温度差により生じる空気の対流で部屋を暖めるため、「自然対流式」ともいわれます。自然対静かで穏やかなため快適性が高いのですが、暖まるまでの時間がかかります。
ファンヒーター・赤外線ヒーター(電気ヒーター)・オイルヒーター・エアコンなどがこのタイプになります。

かかる時間は差がありますが、部屋全体を暖めてくれます。
暖房器具 組み合わせ - Google 検索 (11806)

一箇所を暖めるスポットタイプの暖房器具。

赤外線ヒーター(電気ヒーター)は、狭い部屋ならば部屋全体を温めるのに使える場合もありますが、広いリビングなどでは一箇所を暖めるスポットタイプとしての用途が高いといえます。こたつ等がない家庭で、ダイニングテーブルに座っている際の足元などを温めるのに使用することもできます。

赤外線ヒーターにも種類があり、ニクロム線電気ストーブと呼ばれるものやシーズヒーター、ハロゲンヒーター、カーボンヒーター等があります。それぞれにパワーや暖まるまでの時間の差などの特徴があります。
暖房器具 組み合わせ - Google 検索 (11807)

体が接触することで暖をとるタイプ。部屋全体を暖めるパワーはありません。代表的なものは以下の通り。
ホットカーペット
カーペット自体が暖かくなり、身体を暖めるタイプ。カーペットに触れていないと暖かさは感じないが、安全性が高く邪魔にならないので、導入しやすい。
こたつ
昔からある日本の代表的な暖房。こたつの中に入っている身体の部分は非常に暖かい。居間や食卓のテーブルと兼ねられるので、省スペース。
あんか、ひざ掛け、カイロ など
身体の一部分だけを暖める小物。最近は充電式のタイプが人気。部屋全体を暖房するより省エネなので、エコ意識の高い人におすすめ。

違うタイプを組み合わせると効率よく温まる。

暖房器具にはそれぞれ暖め方に特長があります。そのため、「エアコン+ホットカーペット」、「ファンヒーター+こたつ」など、【部屋全体を暖める暖房器具】と【身体を暖める暖房器具】の両方を組み合わせて使うと、快適な暖房が実現できます。

また、寒い時に空間全体の暖房を2つ使う際も、「エアコン+ファンヒーター」や「電気ヒーター+オイルヒーター」のように、【対流式】同士、【輻射式】同士を組み合わせるのは不効率です。暖房器具を選ぶ際は、ぜひ、このような視点を忘れずに選んでください。
暖房器具 組み合わせ - Google 検索 (11804)

主な暖房器具の特徴。

暖房器具 組み合わせ - Google 検索 (11808)

エアコン 全体 300~800W 温風を吹き出し、部屋全体を暖める。省エネ性能の向上により、暖房効率がよい。部屋が乾燥しがちで、ホコリも舞いやすい。

ファンヒーター 全体 600~1,200W 温風を吹き出し、部屋全体を暖める。エアコンよりも立ち上がりが早い。
パネルヒーター 全体 400~1,200W 極端に熱くならず、じんわり部屋全体を暖めるため、安全性が高い。

ホットカーペット 部分 700~1,000W 足下から温まるため、室温以上に温かく感じる。

こたつ 部分 600W 足下から温まるため、室温以上に温かく感じる。

足温器 部分 20~60W 足だけをピンポイントに温める。消費電力が少ない。

部屋全体を効率的に暖めるならエアコンに扇風機・サーキュレーター

暖房器具 組み合わせ - Google 検索 (11809)

暖められた空気はその性質上、部屋の上部にたまっていきます。そのため、エアコンなどの対流式暖房の場合、とくに床に近いところと天井に近いところに温度差ができてしまいます。そこで、扇風機やサーキュレーターを天井に向けて回し、暖められた空気が下に回ってくるように対流させましょう。すると、効率的に部屋全体を暖められるので、暖房器具の設定温度を下げることが可能です。
ただしこの時、扇風機の風が直接身体に当たらないよう注意しましょう。

少人数ならエアコンとこたつ・電気カーペット。

エアコンの設定温度を低くしていても、下半身を直接温めれば、血流がよくなって全身が温まります。そこで、足元を温めるホットカーペットやこたつを併用しましょう。エアコン自体の設定温度を高くするより、トータルでの電気料金は安く押えられます。このとき、ひざかけなどで腰回りをカバーすれば下半身の保温効果が高まってより効果的。
あるいはホットカーペットの上にこたつを置くと、こたつの中にホットカーペットからの熱がこもり、電源を入れていなくとも暖まります。また、ホットカーペットやこたつの敷布団下に、断熱シートや段ボールを敷いておけば、床下から伝わる冷気が遮断され、暖かさを保つことができます。
なお、ホットカーペットはこたつの倍以上の電気代がかかるといわれているので要注意です。

すばやく経済的に部屋を暖める。エアコンとストーブ

それぞれの暖房器具の特徴をいかした用い方をすることができます。例えば、ファンヒーターの中でもガスファンヒーターはパワーが強く、素早く温めることができる特徴があるので、外から帰ってきて、まずガスファンヒーターをつけて、ある程度温まってからエアコンに切り替えるという方法をとることもできます。住んでいる地域や家によっては、電気代を使う方がお得なのか、ガスなどを使う方がお得なのかも違ってくるので、効果的に使用するためにはそういったことも踏まえて選ぶこともできます。
立ち上がりが早く即暖性のあるストーブやファンヒーターを併用すると、エアコンの最大の欠点である初期暖房の経済性の悪さを補いながら、部屋全体を一気に暖めることができます。
その後ストーブやファンヒーターの電源を切れば、エアコンの設定温度が低いままでも室温は十分に保たれ、経済的といえます。
暖房器具 組み合わせ - Google 検索 (11810)

使っているエアコンの種類にもよりますが、単純に部屋を暖めるだけなら

灯油やガスを使うヒーターよりはエアコンのほうが安く済むことが多いんです。

でもすぐに温まりにくいなどの欠点をほかの暖房器具と併用することで補うことができるのです。
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