2017年3月7日 更新

電力自由化にともなう適正な契約期間の存在

電力自由化に伴い、新規の電力会社にお乗り換えの方も多いと思いますが、契約先が誰でもわかるような大手であれば問題ありませんが、あまり名前の知れ渡っていないような電力会社であるならば、注意も必要になってきます。実際に新規電力会社を語った詐欺なども発生していますので、こうした場合はその業者が、正規の事業者であるかの確認も必要となって来るでしょう。小売電気事業者が、電気事業法に基づき登録されている事業者かどうかを確認するには、資源エネルギー庁のHPで公表しています。

■騙されない為にも小売電気事業者の確認作業を行おう

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新たに電力自由化が全面的に解禁されましたが、いまだその状況が上手く把握できてない方も多くいます。この状況に、うまく取り入った詐欺なども発生しており、契約を行う前には必ず資源エネルギー庁のHPで、業者の確認を行うと良いでしょう。しかし、中には登録を受けた小売電気事業者の代理人や、媒介や取次ぎ業者という事もありますので、おかしいと感じたらおおもとである小売電気事業者への確認も、行うと良いでしょう。

電力業者への乗り換えで、料金が発生する事はありませんので、電気メーターの取り換え工事の請求などもほとんどありません。また、詐欺まがいの事例もあり、太陽光パネルの据え付け業者が、高額な売電買取の表示を行った際にも、注意する必要があります。

また正しく契約を行うには、小売電気事業者の話を良く聞く必要があり、特に料金を含む供給条件の書面には、説明義務が電気事業法上で課されていますので、しっかり内容を確認する必要があります。さらに、料金のみではなく、契約期間や契約解除などの色々な条件をよく確かめられたうえで、契約を行うようにすると良いでしょう。
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■電力自由化で家庭電力の見直しによる契約期間と解約金

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電力自由化が本格的に始まった2016年では、これまで地元の大手電力会社だけではなく、ご家庭の使用状況に見合った電力会社との契約が行えるようになってきました。ただし、2017年からガス自由化も行われますので、充分にサービス内容の把握も重要なポイントとなっています。

特に注意すべきポイントは、小売電気事業者の社名や連絡先の確認やいつから電気を供給するのか把握しておく必要もあり、契約期間はいつからいつまでかなのかも確認しておかなければならない情報です。また、契約期間満了後の契約更改手続きはどのようになるのかや、毎月の電気料金はいくらなのか、またどうやって算定するのかも聞いておくと今後の為になります。

電気料金の割引がある場合には、割引の金額と対象期間はいつまでかもチェックしておく必要があり、契約期間内に解約する場合の制約はあるのか、または解約⼿数料などの把握を行っておく事で、契約後のトラブルを防止する事に繋がるでしょう。ただし、契約内容にもよりますが、非常事態や予測しない引越しなどの場合には、免除される事もあるようです。

■地域性による新電力会社を見直す場合の制約

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現在国内で使用する電力会社については、どの地域でもどの電力会社との契約が可能となっていますが、一部制約がある場所も存在しています。それは離島などで、離島では基本的に送配電線で電力系統につながっていませんので、こうした電力会社の乗り換えが不可能なのです。また山間部などの、辺ぴな場所であっても送配電線で電力系統につながっていれば、電力会社の変更は可能ですが、これはその地域に参入している電力会社があればの話で、その地域に対応した電力事業者がいなければ、対応することは出来ないようです。

日本では、現在でも電気の周波数が存在しており、西日本が60Hzで東日本が50Hzとなっていますが、エリア違いにある遠くの電力会社であっても、電気を購入する事が可能で、ご自宅でお使いの周波数での供給が受けられるのです。また電力会社を変更されていないお住いでは、これまで通りの電力会社からの供給が続いており、プランが勝手に変更されるという事もありません。新築住宅を購入する方で新たに配線を行う方は、ご自分の決められた電気事業者に申し込みを行う事で電気配線が行えます。

■短期解約できない契約内容に要注意!

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電力会社の乗り換えには、電気料金が安くなったり、パック料金のプランによりほかの光熱費なども安くなる事は良く知られていますが、電力会社にも電気料金などを安くしただけのリスクがあるのです。つまりこのリスクを回収する分だけの期間が必要で、それが契約期間の根幹となっています。

携帯電話の購入の際にも一定の契約期間が設けられており、期間内に契約解除すると違約金が発生する事も、ご存知な方は多い事でしょう。ただし全てが、こうした契約がなされている電力会社だけではありませんので、最初に契約をなさる場合には、必ず契約期間をお確かめのうえ、契約を行うようにしましょう。

海外ではイギリスのように、1年契約で毎年乗り換えを行うような場合もあり、日本国内の電力自由化は、2017年度からのガス自由化の絡みもあり、どのようにサービスやプランが変わってくるのかも、不透明な部分があります。特に契約時に、キャッシュバックが貰えるといったタイプのサービスは、契約期間が長く変則的な契約期間が設けられており、それ以外の時期ならば違約金が高いなどのリスクがありますので要注意です。
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