2016年1月11日 更新

電力自由化前に知っておくべきことは?

いよいよ今年の4月から始まる電力自由化。電力会社の選択に役立つちょいネタをご紹介。賢く選んで電気代を節約しましょう!

電力自由化とスマートメーター

「電力小売の全面自由化が始まると、スマートメーターを設置した家庭とそうでない家庭で不公平感が生じかねない」。政府が主宰する検討委員会の指摘を受けて、各電力会社がスマートメーターの設置計画を前倒しすることが明らかになった。
電力自由化を実現する際に、重要なツールとなるのが「スマートメーター」だ。文字通り「賢い電力計」であるスマートメーターは、通信機能をもち電気使用量の遠隔自動検針も可能。新規参入会社や他エリアの電力会社は電力使用量の検針に人員を割くのが難しい。なのでスマートメーターは自由化のためには必須の機器となる。また、30分ごとの測定が可能なので、細かな料金プラン設定のためにも重要な役割を果たすのだ。
政府は2020年代の早い時期までに、全国に8000万台近くを設置する方針です。スマートメーターは30分ごとにデータを記録し、ネットワーク経由でセンターに送信します。従来は月に1回だった検針が30分に1回となれば、48×30=1440。つまり、データ件数は1440倍になり、日本全体では、年間に8000万台×1440件×12ヵ月分=1.38兆件に達します。スマートメーターのビッグデータはさまざまな事業者に開放されて、新しいビジネスを生み出していくでしょう。
電力自由化にはスマートメータが大きな役割を持っているよです。30分ごとに測定されるため、1日のうち電気を多く使っている時間が分かることは、料金プランを選ぶ決め手になりそうですね。

スマートメーターとは?

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家庭で使用した電気量を測定し、内蔵されている通信機能で契約している電力会社へデータを送信してくれる「スマートメーター」
電力自由化は、料金プランが選べるようになるだけでなく、全国のどの電力会社からでも自由に電力を買えるようになること、ですよね。ところが、一般的な電気メーターでも、時間帯別計測ができるオール電化住宅用のメーターでも、各電力会社が顧客の電気メーターの検針作業を直接行う必要があるんです。そうなると、遠く離れたエリアに電力を供給することは、電力会社にとって物理的に難しくなりますよね。そこで注目を集めているのが、電力をデジタル計測し、内蔵された通信機能によって情報のやりとりを行える"スマートメーター"。通信機能があるので自動検針・遠隔操作なども可能なんです。
お客さまの電気ご使用量を30分ごとに計測・記録でき、通信機能を持つ新しいメーターです。
スマートメーターの導入により、社会全体の省エネ化への寄与や料金メニュー変更への柔軟な対応、検針業務の効率化等が可能になります。
さらに、日ごと、時間ごとの電気ご使用実績をもとに、お客さまのライフスタイルにあった料金プランシミュレーションなどが可能となります。
また、HEMS※機器を導入されているご家庭では、スマートメーターからHEMSへのデータ連携が可能となり、リアルタイムで電気の使用状況の『見える化』が可能となります。
従来の電気メーターからスマートメーターに代わることで、どの時間帯にどれだけ電気を使ったかが分かるようになります。そのため自分の生活スタイルで電気を多く使う時間帯が分かるため、自分の生活に合った料金プランがより選びやすくなるんですね。

電気は時間帯によって価格が違う

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深夜電力の時間帯は電力会社によって違いはありますが、夜10~11時から朝7~8時のようです。
一日を通した電力使用量は、朝から日中に向けて増えていき、夜から朝に向けて少なくなっていきます。電力会社は、日中のピークの時間帯でもしっかりと電力を供給できる発電設備を備えているため、使用量が少なくなる深夜では発電能力に余剰があります。電力会社では、発電量をできる限り一定に保ちたいという思いもあり、需要の少ない深夜時間帯の電気を安くすることで需要を伸ばそうと工夫しているわけです。
例えば一例として挙げるなら東京電力が用意している「朝得プラン」というものでは、深夜1時から朝9時の時間帯は基本料金が安く設定されています。
大まかに言うと2倍以上、時間帯によって価格設定が違います。

契約アンペアの見直しや深夜電力を利用して節約

契約アンペア数を見直すことで電気代を大きく削減することも可能です。アンペア数は小さくすることで同時に使える消費電力の総量に制限が出てくることになりますが、その分毎月の基本電気料金を引き下げることができます。
アンペアを下げた時の注意点

●一度に使える電力量が減るのでブレーカーが落ちる可能性があります。
●契約容量(アンペア数)を変更すると1年はまた変更する事が出来ないので不便に思っても1年は我慢しないといけませんね。
基本電気料金は契約したアンペア数によって決まるため、電気の使用量によってはアンペア数を下げることで電気料金を下げることができます。
不必要な基本料金を払っていないかも気になりますが、だからといって下げ過ぎてしまうと多くの電気製品を一度に使うとブレーカーが落ちるといった事になってしまいます。
まずはご家庭で必要なアンペア数を知ることが大切です。
•タイマー機能のある家電製品は、なるべく深夜時間帯に使う。
食器洗い乾燥機、炊飯器、洗濯機、エアコン、ファンヒーター、床暖房、
照明器具、生ゴミ処理機など、家電製品のタイマー機能を上手に利用しましょう。
•家電製品の充電は深夜時間帯に行う。
携帯電話、固定電話の子機、モバイルパソコン、シェーバー、電動歯ブラシ、デジタルカメラやデジタルビデオのバッテリーなど、充電しなくてはならない家電製品が少なくありません。携帯電話のように複数所有するものは、家族全員が気を配ることで電気を節約できます。
•深夜電力を利用した給湯システムを利用する。
家庭の給湯システムには電気以外にガスや灯油を利用したものがありますが、深夜電力を利用できるのは電気による給湯システムです。
ここで注意して頂きたいのは、ご家庭でどのような料金プランを利用しているのか?ということです。一般家庭の場合は「従量電灯」で契約していることが多いため、月に使用した電気量が請求されます。そのため深夜に電気を使ったからといって安くなることはありません。
深夜電力を資料して節約できるのは「時間帯別電灯」の契約をしている場合です。時間帯別電灯の場合は、深夜の電気代は安くなりますが、昼間の電気代は高くなります。昼間電気を多く使う場合は電気代が高くなることもあるのです。
単に時間帯別電灯にすると電気代が安くなるということではなく、ご家庭の生活スタイルに合った料金プランを見つけることが一番です。
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