2017年4月7日 更新

電気ポット、やかん、電気ケトル、一番節約になるのは?

お湯を沸かすにも、今は昔と違っていろんな沸かし方があります。保温出来るポットやすぐにお湯を沸かせる電気ケトル。さて、どれを使えば光熱費の節約になるのでしょうか。

電気ポット

年々増加している光熱費は、家庭の支出にかなりの割合を示す様になってきており、特に様々な家電製品はとても便利な反面、使い続ける事で大きな電力を消費しています。これはガスも同じで、省エネ機能を持つものも増えてきた半面、家族で気ままに使っている為お風呂の利用時間も長くなっており、結果ガス給湯器を頻繁に使っているという状況があります。特に最近の若者は、朝シャンや朝シャワーを行う事も多くなっています。電気ポットは水を入れ電力で沸かすものですが、沸かす時間には多少時間がかかりますが、保温機能が付いていますので、家族が多ければ多いほど重宝し、節約にはかなりの貢献度を示している電化製品と言えるでしょう。しかし反面、少人数のご家庭では、利用頻度が少ない為に大きな電気ポットでは、不経済になりますので、家族構成に見合った大きさの電気ポットを購入しましょう。

保温出来て便利。でも電気代はどれくらいかかる?

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電気ポットの電気代、以外に食うって知ってました。サイズにもよりますが、電気ポットに水を満タンに入れて24時間保温していると冷蔵庫と変わらない電気代がかかるそうです。確かにコーヒーやカップラーメンなど手軽にお湯の準備ができて便利なのですが、こんなに電気代がかかるとなるとちょっと考え物ですよね。
平均的な電気ポットを例にとって、以下の条件で電気料金を計算してみました。
電気ポット容量 2.2L
沸騰時の消費電力 1000W
保温時の消費電力 35W
電気料金 23円/Kwh
◆1日に2回満水で沸騰させ、それ以外の時間は保温状態
◆水が沸騰し、保温状態になるまでに要する時間15分


まず2回の沸騰の電気代は、1日11.5円。
保温状態の時の電気代は、1日18.9円。
両方を合計すると、1日の電気代は30.4円となります。
月で計算すると、その電気代912円
さらに年で計算をすると10944円になります。
年間で1万円以上もの電気代がかかっていたんですね。

電気ケトル

すぐにお湯を沸かせて便利。でも電気代は?

電気ケトルはお湯を電気で沸かす機能だけですので、保温効果があるものではありません。したがって大量にお湯をわかるのではなく、欲しい分量だけ沸かすのが賢い電気ケトルの利用法と言えますので、家族が少ないのであれば小型のケトルを利用しましょう。また大量に沸かすのであれば、魔法瓶などを使う事で光熱費がかからず使う事もできます。一般的にコーヒーや紅茶を始め、即席のスープやみそ汁などの適温は65℃くらいですので、魔法瓶を使用した場合に朝沸かしたお湯を入れておけば、夕方でも70℃程度まで保つ事がわかっていますので、充分使用する事ができるでしょう。ただし、この温度帯ではカップ麺など作る際に、時間がかかる事も知っておく必要があります。
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1000÷0.5=2000

電気ケトルで2000杯分の水を沸かすと、電気ポットと同じ料金です。

「1ヶ月2000杯なんて、一般家庭では沸かすわけないやん!」

なんて声が聞こえてきそうですが、実はそれも間違いです。

便宜上電気ポットだとだいたい1ヶ月1000円くらいとしましたが、沸かす水量によってもちろん電気代は増減します。

電気ケトルの電気代:沸かす電気代
電気ポットの電気代:沸かす&保温の電気代
電気ケトルには保温機能はありません。言い換えると、保温のために電力を消費する必要はないということです。

やかん

やかんはガスで沸かすものですので、電気と比べる場合にはガス料金によってその差額はまちまちです。我々が通常家庭で使用しているガスには、LNGと呼ばれる都市ガスと、LPGと呼ばれるプロパンガスがあり、プロパンガスは都市ガスの2倍近く高い為、この場合は電気でお湯を沸かす方が安くなります。都市ガスと電気とを全国平均で比べると、両者はさほど差はないのですが、エネルギー効率の良いのは電気です。なぜならば、ガスは鍋ややかんなど、底が汚れていたりするだけでも極端にエネルギー効率が悪くなり、なべ底から炎がはみ出しているだけでも、無駄なエネルギーを使っている為です。しかし、時間に余裕があれば、弱火にして火にかけるだけで時間はかかりますが高温にする事ができます。

ポットや電気ケトルと比べてお得?

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都市ガスと電気ポットで比較した場合、都市ガスの方が安くなる実験データが多いです。
電気ポットの方が安くなっている実験結果もあるのですが、その場合はプロパンガスを使用している事がほとんどでした。
プロパンガス利用世帯なら、電気ポットの方がお得
水温15度の水を1リットル、室温20度前後の時期に沸かすと仮定します。この時、やかんでの湯沸かしにかかるガスはおよそ0.025立方メートルとなります。ガス代は都市ガスで約3.75円、プロパンガスで7.5円です。

一方、電気ポットでの湯沸かしは、電気料金が1kWh=29円の場合、1リットルで約3円。こうしてみると、都市ガスでは電気ポットとあまり差がなく、ガスや電気の料金設定によっては、むしろ、やかん+都市ガスの方が安いということもありえます。

やかん+プロパンガスでの湯沸かしは圧倒的に割高ですので、

「プロパンガス使用ならやかんはやめて、電気ポットでお湯を沸かす」
のが原則です。

魔法瓶

魔法瓶を使えば、お湯を保温出来ますし、電気代もかかりません。

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ここで、魔法瓶の保温力も捨てたものでもないようなので再検証してみてはいかがでしょうか。

まず、ガスで何杯分かのお湯を沸かしましたら、魔法瓶に入れて保温をしておきましょう。

朝に熱湯を入れておきますと、夕方でもまだ70度以上の温度を保つことができるようになっています。

保温に電気は使いませんので、電気代は0円ですね。

また、コーヒーや紅茶などは、まとめて作りまして魔法瓶に入れておけば一日中飲みごろで、アツアツの状態で飲むことができます。

魔法瓶は、まさに省エネで捨てがたい道具ではないでしょうか。

結果

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用途やシチュエーションによって使い分けるのが節約になるので、一概にこれがいい!とは言い切れないようです。
ポイント

①電気ポットで1回沸かして保温するのと電気ケトルで12回沸かすのがほぼ同じ電気代

②電気ケトルとやかんでは電気ケトルに軍配
コップ1杯だけ沸かすのであれば、電子レンジがお得な場合もあります

(消費電力によります)
一番大事なのは使う量だけをその都度沸かすことです。魔法瓶に移し替えてもだんだん冷えてしまいます。沸かしなおしは無駄ですし、お湯を残すのも無駄です。
お湯を沸かすだけなら電気ケトルも電気ポットも同じだと思って良いでしょう。後はガスとの比較ですが、都市ガスなら同じくらいプロパンなら電気のほうが安いという意見が多いです。
ガスはやかんに合った火力で使い沸くのを見ていないと沸かしすぎの無駄になります。
その都度沸かす手間を惜しまないのなら電気ケトルをお勧めします。
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