2017年3月7日 更新

2016年から始まった個人向けの電力自由化 

1995年より段階的に電力自由化が行われてきましたが、1999年と2005年に行われて来た法律の改正により自由化されたのは、ほとんどが企業や法人向けの特別高圧区分や高圧区分のみでした。しかし、2016年からはこの枠組みが解放され、低圧区分の個人でもその恩恵に預かれるようになってきました。これらの区分は、使用する電力契約の違いで、家庭用は一般的に50A以下の低圧区分にされています。また発電システムを導入する事で個人でも売電などの電気の売買ができるようにもなったのです。

■電力自由化で個人の電気料金の使い方を見直そう

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せっかくの電力自由化が、全面的に解放されたとしても個人で何も行動しなければ、従来の電気料を支払うだけで、一切の恩恵を受けることは出来ませんし、従来通りの契約をそのまま継続させるだけで意味のない事です。そこで新たな電力会社の乗り換えを考えますが、何もあせって契約を済ませる必要はないので、地元地域に電力供給サービスをする電力会社を、全てピックアップしてみるのが良いでしょう。

また、ご自宅のプランに合わせて乗り換えるのがおすすめで、昼間に不在が多く夜間に電気を消費するなど、決まったパターンがあるのであれば、これに応じた夜間料金が割得になるプランを選びます。会社によって様々な特典がありますので、ガソリンなどの割得のあるサービスや、携帯電話とのプランにインターネットサービスが安くなるプランもあります。

せっかくの格安プランですので、こうした組み合わせで選んでみるのも良いでしょう。実際に契約を行う際にも、簡単な手続きで終わりますし、それまで電力を使っていたのであれば、大きな工事などは一切ありません。
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■電力自由化見直しによる個人の節約術

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電力会社への契約を行うのは個人で行いますが、節約率の大きさはやはり家族が多ければ多いほど、電気料金が高いのが普通で、契約が40Aを超しているようなご家庭であれば、年間で2万円近くの節約も可能になります。また節約を考える際には、この契約アンペア数の引き下げも大きな効果があり、基本料金などはこの使用契約アンペア数で定められているのです。

また同時に行うと良いのは、電気料金の支払いをどのように行っているかで、指定銀行での取引やクレジットカードでに支払いで、料金が安くなったりポイントがもらえる事にもなります。家電製品の見直しも大事な項目で、最新のエコ家電製品であれば、エネルギー効率の高いものが多く、中古の製品や型落ちの電化製品が安いからといって購入してしまうと、数年先では最新の家電の方がかえって安くなっている場合もあるのです。

電化製品を比べてみる場合には、消費電力と使用時間を加味して計算すると同時に、1年でどれだけ電気代がかかるのかを、計算してみるのが良いでしょう。また、ほかの光熱費との格安パックなども検討材料にしましょう。

■個人が騙される電力自由化詐欺の手口について

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2016年から全面的に解禁された電力の自由化に際して、色々な手口で詐欺や詐欺まがいの手口が横行していますので、気を付けなければなりません。多いのはスマートメーターに関する詐欺で、スマートメーターはデジタルでデータを電力会社に送る為のもので、これまでの電気メーターのように、検針に来る必要が無くなる方法です。このスマートメーターの取り付け工事に代金がかかる事や、シールを張り付ける事で料金が安くなるような事は一切ありません。

また電力会社に乗り換える事で、工事料金が請求される事もありません。また便乗商法も多く、太陽光パネルを取り付けると特別に売電の恩恵が受けられるとか、セットで購入すると格安になるなどの手口には、注意が必要と言えるでしょう。中には温水器などの組み合わせもあるようです。

また手口には個人情報を盗み出すためのものもありますので、不用意に誕生日や電気の契約者番号などは教えないようにします。また言葉巧みに、大袈裟な割引率で注意を引こうとするのも要注意で、その場で現金などの支払いを行うような事もありませんので騙されないようにしてください。

■発電エネルギーの指定も行えるエコも積極的に取り入れていこう!

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現在クリーンエネルギーの発電量を増やす事は、地球全体で考えても一刻も早く憂慮したいことです。この自然エネルギーとされているものには、風力発電では大きな風車を使って発電機を回る事で、発電を行っています。最新の風力発電は、バルーンを使って風車を回すものもあり、固定する場所さえあればあまり邪魔にならないのも利点と言えるでしょう。

国内で多く使われているものには、太陽光パネルを使った発電方法がありますが、手軽で簡単に設置できる反面、熱には非常に弱く耐久性に乏しいのが難点です。また天候に左右されますので冬場などの発電量はあまり期待が出来ません。最近は振動による発電方法も開発されていますが、実用化にはいまいちのようです。他にも水力発電では、ダムの放水でタービンを回す方法の他にも、潮の満ち引きの差を利用して発電する方法などがあります。

電力会社を決める時にも、このエネルギー発電の指定は可能で、クリーンエネルギーを使って発電を行っている電力会社も複数あり、最近注目を浴びているバイオマスを使った発電を行っている会社も見られます。
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