2016年1月30日 更新

2017年4月スタート!ガス事業の現状と自由化のメリット・デメリット。

電力とガスの自由化がもうすぐ始まります。携帯会社が電力事業に参入を宣言したり、話題になっていますね。 電力会社を選べるといってもいまいち具体的にどうなるのか、いったいどれくらい安くなるのかイメージ することって難しいですよね。ガス市場の現状と自由化のメリット・デメリット。

電気に次いでガスも自由化。どうなるの?

ガス自由化 - Google 検索 (29147)

日本のエネルギー業界が転換期に入った。
2016年には電力、翌17年には都市ガスが自由化される。
この電気・ガスの自由化に伴い、人々が電力会社・ガス会社を自由に選ぶ時代が到来する。
しかし一方で、現時点で自由化について具体的なイメージをもっている人は少ない。
今後予想されるのは、
多種多様な料金メニューおよび商品・サービスが登場し、消費者が何を選んだらよいのかわからないという事態である。
電力の自由化がもうすぐ始まります。携帯会社が電力事業に参入を宣言したり、話題になっていますね。

電力会社を選べるといってもいまいち具体的にどうなるのか、いったいどれくらい安くなるのかイメージ

することって難しいですよね。

その電力も始まっていないこの時期にガスの自由化も宣言されました。

あなたのうちはオール電化ですか?プロパンですか?都市ガスですか?

電力以上にイメージしづらいガスの自由化について調べました。

ガス自由化とは?

2017年4月からは、今まで対象外だった全ての小口消費者(一般家庭や個人事務所など)もガス会社を自由に選んで契約することができるようになります。ほとんどの場合、消費者が契約した「ガス小売り事業者」が、「ガス導管事業者」の導管を使って家庭にガスを届けるというケースになるでしょう。ですから、基本的にはガス導管が整備されている地域(=都市ガスが供給されている地域)にお住まいの方全てがその対象です。

いまの都市ガス事情。

都市ガス事業(一般ガス事業)は都市部を中心に普及しており、供給区域は国土の6%弱となっております。現状の利用件数は約2,900万件であり、LPガスの利用件数(約2,400万件)とほぼ同数となります。都市ガスは大小様々な約200の事業者が地域密着で事業を展開しており、電力の10社体制と比べると細分化されております。
都市ガスとLPガス(プロパンガス)は、ほぼ半分半分なんですね。

今は都市ガスのほうが多いイメージでしたが、現状はそうではないようです。

2017年のガス自由化は都市ガスのみ?

ガス自由化 - Google 検索 (29148)

都市ガスとLPガス(プロパンガス)
道路の下のガス導管を通じて各家庭に運ばれるているのが都市ガスです。電気のように家庭に設置されたメーターを通してガスの使用量が把握されます。LPガスは液化されたガスの入ったボンベが各家庭に運ばれるという仕組みになっています。2017年に「完全自由化」されるのは都市ガスです。LPガスは1996年にすでに全面自由化されてます。そのため価格はすでに自由料金になっています。

ガス自由化の具体的な案は?

ガスは2017年(平成29年)に完全自由化される予定。
登録するば企業はガスの小売りを始めることができる。
「総括原価方式」(ガス会社が経費に一定の利益を上乗せして料金を決める方式)をなくす。
ガス導管も新規参入企業が必要に応じて設置できるようになる。
ガスと電力のセット販売や、それ以外にもインターネットとのセット販売なども開始されると予想されます。例えばソフトバンクは自社で作った電気と携帯電話のセット割引などを計画していると言われています。
電気とガスの双方が自由化になることによって、セット販売することが可能になります。

オール電化のほうが安い!とかこれからはオール電化だ!という声もありましたが、今後セット割の

値段によったらまた少し事情が変わってきそうですね。

自由化のメリットは?

ガス自由化 ガス自由化 デメリット - Google 検索 (29149)

ガス小売り自由化のメリットとして上げられる点としては、今までの独占していた市場に新規企業が参入してくることで、企業間で競争が生まれ、今までより安い価格でガスを購入できるだけでなく、お得なセット販売なども今後予想されていて、サービスを受けられるようになる事が期待されています。
今まで独占されてきた市場に新規企業が参入してきた場合、当然競争が生まれます。その結果価格が下がるということが市場の原理により予想されます。競争は価格に限らず、サービスの質にも影響を及ぼしカスタマーサービスの向上につながることも期待されます。電力とのセットプランやポイントがつくサービスなどメニューのバラエティが増えることも十分あり得るでしょう。もっと分かりやすい料金形態の契約プランが出てくるかもしれません。

デメリットはあるの?

ガス小売り自由化デメリットとしては、現在は都市ガス会社が保安についての責任を負っているわけですが、ガス導管※部門が分離された場合、ガス導管事業者が負う事になるのかそれとも小売り会社なのか、はっきりとした線引きがされていないのが懸念材料となっています。

※ガス導管とは都市ガスを需要家まで輸送,分配する管を言います。
ガス全面自由化にはもちろん懸念点もあります。まずは安全面の問題、導管部分を大手都市ガスから切り離した場合、保安責任が誰が負うかが焦点になります。現在は都市ガス事業者が保安責任を負っていますが、導管部門が分離された場合、導管事業者が負うことなるのでしょうか?それとも小売り会社でしょうか?新規参入者は安全に関してはノウハウや経験が十分でないため安全面で不安に考える消費者も多いはずです。
メリットはあればデメリットもあります。

やはり安全面の心配は重大な問題です。ガス漏れやガス管に関して不具合があった場合の責任の所在や

連絡先はしっかりと調べておきましょう。

この線引きがはっきりとすればデメリットの心配もだいぶ緩和されそうです。
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