2017年4月7日 更新

【基礎】 知らない人のための、ガス自由化

電力自由化だけではなく、ガスも自由化されることが決まっています。このガス自由化について知らない人のために、基礎からガス自由化についてまとめてみました。

ガス自由化とは?

電力と同様に、ガスも自由にガス会社を選べるようになります。
安いガス代を提示するガス会社を選べるのは嬉しいことですね。
2016年4月の電力自由化に合わせて、翌年の2017年4月からガスの自由化もスタートします。電気と同じように、任意の事業者と契約を交わしてガスを供給してもらうことが可能になります。
電力の自由化によって、多くの消費者が恩恵を受けるようになってきています。更には、電気やガスなどのエネルギー不足の問題を消費者が考えるようになってきています。行政がいくら示唆しても消費者の方が省エネのことを考えていかないとそれを実行していくことは難しい部分もあります。電力の自由化に加えてガスの自由化が実現すれば、ガス使用の部分においてもエネルギー不足の問題について、多くの人が考える機会が増えてきますので、ガスの自由化の施工は大いに期待されるものであると言えます。電力の自由化もそうですが、ガスの自由化の制度についても導入されれば大きな効果が期待されるものと考えられます。つまり、ガスの消費が節約されれば、地球環境の悪化を防ぐことが可能になるので大きなプラス効果を期待できるようになるはずです。

ガス自由化はいつから開始?

電力自由化は2016年4月から開始される予定となっていますが、今のところガス自由化は1年後の2017年4月をめどにしているようです。
電力自由化に引き続いてガス自由化がされることは間違いないと考えられます。
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電力市場の開放から1年後の2017年を目処に、都市ガス小売りの全面自由化が実施される予定です。
電力に続き、都市ガスも小売りが自由化される。政府は2017年に実施すべく、2015年の通常国会に関連法案を提出する方針を打ち出した。2016年の電力小売り全面自由化に追随させ、電気とガスの業界間の相互参入を促そうという狙いがある。
経済産業省は2017年をメドに都市ガスの小売りを家庭向けも含めて全面自由化する。これまで200超のガス事業者が地域ごとに販売を独占してきたが、誰でもガスを売れるようにする。
16年4月の電力小売り全面自由化を追う形で、エネルギー供給に競争を徹底させる。異業種も含めた企業が小売りに参入することで、料金を抑制する狙いがある。
電力と並行してガスも、家庭向けを含む都市ガス小売りの全面自由化が17年に実施される。対象となる利用者は家庭を中心に全国で2500万件を超え、市場は2.4兆円に上る。

電力会社とガス会社が、互いの領域に足を踏み入れる状況になる

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電力自由化によって、ガス会社は電力事業に参戦

ガス会社にとって電力小売りへの参入は攻守両面から避けては通れない道となるだろう。
自社のエリアにガスの新規参入がないケースはどうだろうか。ガスの顧客を直接奪われる心配はないが、電力の販売競争が本格化すれば家庭で電化が進みやすくなる。そうなればしわ寄せでガスの需要は減少する。
東京ガスは2016年4月の自由化に合わせて、電力小売り事業に本格参入する。10月15日付けで経済産業省に小売電気事業登録申請書を提出した。今後は登録までに1カ月を要した後、電力会社の託送料金決定を経て年内または2016年初めまでに料金メニューを発表。2016年1月から、顧客による契約申し込みを受け付ける。

ガス自由化によって電力会社も、ガス事業に参戦

電力に続くガスの小売全面自由化が2017年4月に始まる。全国に3000万の需要家を抱える都市ガスの市場開放に向けて電力会社の動きも活発になってきた。
電力とガスはお互いにエネルギー源として重なる場合が多くなってきています。ですから、ガス会社から自由化によって魅力あるプランが提供されることになれば、それによって電力会社のシェアに影響が出るようなことも考えられます。したがって、電力会社も自由化によってそれぞれの会社の自由競争が激化していますが、ガスの自由化がなされれば、それに加えて、ガス会社との自由化競争についても考えていかなくてはならなくなってくるでしょう。今までは、このような自由競争はありませんでしたので、消費者にとっては多くの魅力的なサービスプランとの契約が可能になり、多くの恩恵を受けることが可能になるでしょう。オール電化の普及によってガス会社の不調が言われるようになってきていますが、自由化によってその勢いに変化が出てくることも考えられています。

電力事業とガス事業の連携によって、セット割プランも登場する可能性もあるようです

電力自由化から1年遅れてはいるものの、ガス自由化が進めば電気とガスのセット割によって、ガス料金も電気料金も割安になる可能性もあるようです。
消費者によって、毎日使うこの2つの料金が安くなるのは嬉しいものです。
電気・ガス・水道 | ニューヨーク現地発信の総合情報サイト - eJapion.com (23463)

電力、ガス共に小売りが全面自由化されることで、顧客獲得の激化はもちろん、電力とガスを組み合わせたエネルギーのセット販売をはじめ、総合的なエネルギー事業としての拡大や、地域を超えた事業者の連携が予想されている。
自由化でとくに注目されているのが、電気やガスを一緒に販売するといったセット販売のサービス拡大だ。事業者にとっては「セットで契約すれば、何%割り引きます」といったうたい文句で、顧客を囲い込むことができる。消費者にとっても割引の特典や、電気とガス代を一緒に支払えるといった利点がある。
電気、ガス、通信のセット販売、割安な料金メニュー…。電力・ガスの市場改革では、これまでになかったサービスの登場が期待されている。参入各社は新たなサービスに知恵を絞っている。
ガスの小売全面自由化の理由だが、2016年にも全面自由化される電力の小売りとセットで、都市ガスの全面自由化を進めれば、料金の引下げやサービスの向上につながるとどうやら日本政府は考えているようだ。
都市ガスの小売全面自由化によって、電力会社もガス会社も電力とガスをセットにして自由な料金設定で販売できるようになる。まもなく始まる市場開放の中で、両者は攻めと守りの立場が交錯するが、競争に勝ち抜くために少しでも有利な状況を作り出すことに懸命だ。利用者から見れば料金とサービスの両面で改善が進むメリットは大きい。
これまでは電気やガス会社との契約では、サービス内容よりもその料金にばかり目を奪われていましたが、今後は各社から提供されるサービス内容にも消費者は着目するようになっていくでしょう。さらには、会社間の競争を勝ち残っていくには、それぞれの会社が独自の斬新なサービス内容を提案することも求められるようになるでしょう。更には、同じ系列の電力会社やガス会社と契約することによって料金の割引の特典を受けられるというような、プランも考案されつつあり、企業間の同盟あるいは競争がますます激化しそうな展開となっています。もちろん、消費者にとっては手数料不要で企業の乗り換えが可能ですので、その動向に注目しておくことが重要になるといえます。

もうすでに東京ガスは電気事業に乗り出して、セット割も開始

東京ガスのガスをご利用の方は、
電気をセットで申し込むと、電気代がお得になります。

例えば、現在東京ガスのガスをご契約で年間[電気4,700kWh(40A)]をご利用のAさんの場合、電気代が年間約4,000〜5,000円お得になります。

イギリスで販売された、ガスと電気のセット割の効果は・・・?

1989年にガスを全面自由化した英国では、ガスと電気のセット販売が登場し、値引き競争が広がった。その結果、顧客の流動化が生じ、当初は全体の4分の1の需要家が契約先を変更した。

しかし、契約先を切り替える動きは徐々に沈静化し、現在その割合は14~15%程度で落ち着いている。実は、この間にまったく契約を替えなかった需要家も全体の6割に達している。変更をためらう最大の理由は「既存の事業者への信頼」と「契約・解約手続きが面倒」だからだ。

ガス自由化は電力自由化の1年後・・・ガスと電気のセット割は同時スタートになる可能性もある

顧客獲得は会社の存続にかかわる重要なポイントです。
1年先行して自由化がすすめられる電力自由化では、ガス会社が電気事業を展開して自分のガス料金と電気料金のセット割を先にスタートできることになってしまいます。
その不平等を無くすために、ガスト電気のセット割は同時スタートになる可能性もあるようです。
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自由化は電力は28年、ガスが29年と時間差がある。このため、ガス会社は自由化された電力と、ガスのセット販売を28年から始められるのに対し、電力会社は29年のガス自由化までセット販売が始められないことになる。電力業界はこの時間差に対し、「販売が不利になる」と焦燥感を募らせている。
自由化は電力は平成28年、ガスが平成29年と1年の差があり、この1年で顧客を取られてしまうかもしれません。
ガスより1年早く全面自由化される電力会社がガス会社より先にセット割引などのキャンペーンを開始した場合、ガス会社にとっては先に顧客を電力会社に取り込まれてしまう形になってしまいます。

そのため、多くのガス会社から不満の声が上がっています。よって、セット販売は、ガスの自由化を待って、同時期に行われることになりかもしれません。
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にんまり にんまり