2015年12月4日 更新

〈電力自由化始まります〉オール電化ってお得なの?

電力自由化がまもなく始まります。オール電化って本当に高熱費が安くなるのでしょうか。デメリットはないのでしょうか。

オール電化とは・・・

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厨房、給湯、暖房など、熱を必要とする部分を全て電気でまかなう生活スタイルを、「オール電化住宅」とまたは「全電化住宅」と呼びます。従来はガス会社から都市ガスやプロパンガスの供給を受け、電気と併用するのが主流でしたが、給湯・暖房など全ての熱源を電気にするオール電化スタイルが、近年広く普及しています。

オール電化住宅は、熱源をすべて電気で賄うスタイルのため、都市ガスやプロパンガスを使用することが全くありません。ガス会社からすればオール電化の普及は、売上の減少につながりますので、ガス会社は更なるサービスの向上や料金の低減などによってガス熱源の良さをアピールします。ガス会社と電力会社との間で、激しい競争が続いています。

あとから変えるのは困難。しっかり考えましょう。

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広く認識されているオール電化住宅ですが、デメリットと思われる部分はメーカーの新製品開発によって日々改善されています。オール電化住宅とガス併用住宅のどちらが良いか、という明確な回答はなく、生活スタイルと個々の生活嗜好によって選ぶべきものです。

住宅において、一度選択した熱源の方式を変更するのは容易ではありません。賃貸住宅であれば、転居することで解決可能かもしれませんが、戸建住宅やマンションを購入した場合、一度決めた熱源方式を変更するのは困難です。特にオール電化マンションの場合は、そもそもガス配管が敷地内に引込まれていないこともあり、オール電化からガスに変更することは不可能と言って良いでしょう。

オール電化のメリット・利点

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火災に対する安全性が高い

オール電化住宅の場合、キッチンコンロはIHクッキングヒーターになります。IHクッキングヒーターは炎が発生しないため、衣類への着火事故を低減できます。室内で炎を燃焼させないため空気汚染を低減し、二酸化炭素の発生量を抑えられます。

炎の直接的な危険性として、ガスを使用したキッチンコンロは、炎が衣服の袖口などに引火して、腕まわりを火傷するという事故の発生が懸念されます。オール電化であれば、そもそも炎が存在しませんので、このような事故を防止することが可能です。

ただし、IHクッキングヒーターは火を使わないことは確かですが、鉄やステンレスの鍋などに対して、炎で熱したのと同等の熱量を調理器具に与えています。熱せられた調理器具に触ったり、可燃物が接触すれば、火傷や発火のおそれは十分考えられます。また、気付かずに調理対象が異常過熱すれば、発煙や発火の危険性がありますので、絶対的に安全ではありません。

オール電化住宅の場合でも、ガス併用住宅の場合であっても、調理対象の加熱による事故の危険性は残ります。オール電化住宅が火災に対して絶対的に優位であると考えてはいけません。

オール電化のデメリット・欠点

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停電時に何も出来ない

オール電化は電気エネルギーを熱源にしたシステムのため、停電に弱いという大きな欠点があります。停電が発生した場合、全ての熱源機器を電気に頼っているため、熱源がまったくない状態になります。

太陽光発電設備など、自然エネルギーを利用した発電設備のうち、自立運転機能を持った設備を併設している住宅であれば、一部の電源を利用できる可能性があります。ただし、太陽光発段設備によって供給できる電源は、専用のコンセントから供給されるものに限られており、建物全体に電源を供給することはできません。発電した電力を利用できるのは、太陽光発電設備であれば日中のみ、風力発電に至っては安定した電力供給を風によって賄うことはほぼ不可能と考えられます。

住宅の熱源を電気だけでなくガス併設としていれば、ガスコンロや給湯器を使用できるため、停電時でも調理など一部の家事を行えます。100V電源を供給する給湯器を使用している場合、停電になれば電源が供給できないため着火できず、運転することはできません。

オール電化の割引メニュー

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オール電化住宅のメリットを享受するためには、電化住宅に適した料金体系の電気供給契約を締結することが重要です。例えば、東京電力管轄であれば「電化上手」や「おとくなナイト」という契約メニューが用意されており、深夜に多くの電力を使用し、かつ昼間に電力をあまり使用しない家庭であれば、金額面に大きなメリットがあります。エコキュートなどの電気温水器が設置されている場合や、IHクッキングヒーターやエアコンを特に深夜に多く使用する場合、深夜電力の有効活用により電気代が優遇されます。

電化住宅契約、おとくなナイト契約は共に深夜電力の電気代を優遇するものです。電化住宅契約はPM11:00~AM7:00が深夜電力時間として設定されていますが、おとくなナイト契約では深夜電力時間を何時間適用するかによって割引率が変化します。基本的に「8時間」「10時間」の2つに分類し、PM10:00~AM7:00を深夜とする契約と、PM11:00~AM8:00を深夜とする契約に分けられます。深夜時間を長く設定したものほど、割引率が悪くなりますので注意しましょう。

このような契約はオール電化住宅としていなくても契約することが可能ですが、電力会社ではすべての熱源を電化することで、全電化による特別割引を用意しています。一般的に5%程度の電気料金の優遇を受けれます。

世帯によってぜんぜん違う電気代だけど、電気代の参考。

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オール電化の電気代平均額
年間190,868円
一般家庭の電気+ガス+灯油代平均額
年間223,812円
オール電化の電気代は震災後値上げ率が高く、電気代が上がって心配しているご家庭もあるかと思いますが、(電力会社の値上げ時期がバラバラなのでしっかりとした比較とはいきませんが)一般家庭の電気+ガス+灯油代平均額と比較するとオール電化平均額のほうが年間3万円程安くなっています。

オール電化の電気代はプランの見直しで節約が可能に!

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震災後の電気料金の値上げによる負担が厳しいオール電化ですが、オール電化向けに考えられている電気料金プランの数は増えています。
オール電化に向いている電気料金プランは、割安な夜間電力が使えるということは同じでも、夜間電力が適用される時間帯や日中の時間帯別の料金単価はプランにより異なります。
そこで、ご家庭での普段の電気の使いかたに合わせて一番お得に使える電気料金プランを選ぶことで、オール電化の電気代も節約が可能になるんです!

利用金プラン診断を参考に・・・

電気料金プランを比較して電気代節約、最適なプランに変更!|エネチェンジ

電気料金プランを比較して電気代節約、最適なプランに変更!|エネチェンジ
電気料金プランを比較できる「エネチェンジ」で、電気代をいくら節約できるのかシミュレーションしましょう!
子供がいるとか、何人家族だとか、電気代はその家庭の構成や家電製品の量によって

さまざまです。

なので上記に電気料金プラン見直しサイトでしっかり調べて、ご自身の家庭ではオール電化で

どのくらい高熱費が下がるのかどうか、また停電の多い地域なのでガスを併用するほうがいいのかなど

調べましょう。

オール電化にすることは簡単に変更することができないもので、メリットもデメリットも同じだけあります。

しっかり考えてみてくださいね。
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